右肩下がりの姿勢は側弯かも!その時身体に何が起こっているのか

約 1 分
右肩下がりの姿勢は側弯かも!その時身体に何が起こっているのか

右肩が下がった姿勢。これは日本人に多くみられる姿勢です。日本人には右利きが多いからそういった姿勢が多いのかはわかっていませんが、右肩下がりが集中しているのは間違いありません。そして右肩が下がっているという事は当然骨格や筋肉に何かしらの異常が生じています。早急に対処をしなくてはいつまでも右肩が下がりっぱなしになり、何だか力の無い姿勢になってしまいます。

そこで今回は「右肩下がりの姿勢」についての紹介をしていきます。

右肩が下がった姿勢の歪み

「右肩が下がっている姿勢」は日本人には非常に多い一般的な姿勢の歪みです。左肩が下がっているケースに比べると軽く倍以上の差は見られます。これは「側弯症」が起こっていると考えるべき姿勢です。ただし問題はその先にあります。その側弯症がどうして起こっているのか?どの関節に問題があって側弯となっているのか?どの筋肉に問題が起こって側弯が起こっているのか?側弯が起こるプロセスは人によってバラバラです。その人の側弯の原因に従ったアプローチをしなくては症状を改善するどころか悪化させてしまいます。

先天的か後天的か

まず真っ先に注意すべきは側弯症が「先天的」か「後天的」かの簡易検査です。アダム検査と呼ばれる整形外科的検査がありますのでそれで確認してみてください。仮に陽性だったとしても「先天的」と決まった訳ではありません。その可能性が残ったというだけの話です。アダム検査の方法は以下の通り。

・対象者は起立の姿勢をとる
・対象はゆっくりと前にお辞儀(前屈)をする
・背中の起立筋の盛り上がりが左右均等になるかを見る

これだけで検査は終了です。一般的に前屈をした際に左右の起立筋ラインが同じ高さになったら「陰性」です。一方で前屈をしても左右の高低差が残っている場合は「陽性」となり、先天的なものの可能性も残ります。但しこの時点で「先天的」と決まる訳では無いのであくまで「可能性がある」とだけ頭に残しておきましょう。この結果で「ああ、先天的で治らない」と嘆く人が非常に多いです。十分に改善するケースもありますから心配しないで下さい。

脊椎だけの問題か、仙骨からの問題か

側弯によって右肩下がりの姿勢になっている場合、その原因がどの脊椎ラインから起こっているのかを見極める事も重要になります。側弯は脊椎どのレベルからでも起こるからです。

・仙骨から起こっている側弯か
・骨盤から起こっている側弯か
・腰椎~胸椎レベルから起こっている側弯か

人間の身体は代償性によるバランス保持能力が抜群に高いので、脊椎を検査しても歪みは左右に振って中々判別がつかない状態です。ですので「取り敢えずの現状」として状態を確認しておき、後は1つ1つの問題点を解消していく地道な作業が求められます。

全体のバランスを整えて姿勢を戻すことが大事

先天的な側弯以外は複雑に張力が働きあった身体に起こった「全体としての変位」です。それが肩甲骨の下がりを起こし「右肩下がり」という姿勢を生み出しています。そんな複雑な変化が起こっている身体に対して「右肩甲骨へのアプローチ」だけで対処をするのはナンセンスです。1カ所だけ正常化したところで他の残された代償箇所が再び肩甲骨を「右肩下がり」へと招き入れます。

部分的な姿勢調整では代償作用が身体を再び歪ませてしまいます。それを防ぐ為にも手間は掛かりますが必ず「全身」を対象とした姿勢矯正を図りましょう。姿勢は「バランス」で成り立つものです。何処か一カ所の異常だけという事はありえません。それは「目に見える部分が1カ所」だったというだけの話なのです。

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