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姿勢が悪いと腹痛になる?その原因と対策

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姿勢が悪いと腹痛になる?その原因と対策

猫背になると腰痛や肩こり、頭痛などを引き起こすことはよく知られています。
実は猫背は腰痛や肩こりなどの外の痛みだけではなく、腹痛などの内の痛みも引き起こすのです。

今回はその原因と対策を紹介します。

猫背と腹痛

猫背、つまり背中を丸くしてみてください。
お腹側はどうなっていますか?
潰れてギュッとなっていませんか?
そして、ずっとその状態でいると気持ち悪くなったりしませんか?
猫背というのは常にその状態でいることになるのです。

猫背というのは本人も気づかないうちになっているものなので、徐々に徐々に胃に負担をかけ続けていることになるのです。
ですので、急激な腹痛ではなく、「なんか最近胃が痛い」「胃の調子が悪い」と少しずつ身体の不調を感じるようになり、気付いた時には大変なことになっていることもあります。

猫背と自律神経

自律神経が乱れると胃の調子が悪くなると言われています。
自律神経と胃の関係を説明します。

【自律神経の働き】
自律神経と言えば「交感神経」と「副交感神経」が交互に働いていて、それによって人は生きています。
「交感神経」は主に昼間、人が活発に動くために働き、「副交感神経」は主に夜、人が休息するときに働く神経で、人がコントロールしたり制御することができない神経です。
この動きが乱れることを「自律神経失調症」といい、身体に様々な不調をもたらします。

【交感神経と胃の働き】
交感神経は活発な活動を司る神経で、胃に対しては働きを抑える働きをします。
ストレスを感じると優位に働くため、ストレスを感じ続け交感神経が優位に働きすぎると胃酸の出が悪くなり、消化する機能が低下し胃もたれや胸やけを起こします。

【副交感神経と胃の働き】
副交感神経は休息を司る神経で、胃に対しては胃酸の分泌の働きをします。
胃酸は食べたものを消化をするために必要ですが、副交感神経が優位になると、物を食べた時以外にも胃酸が分泌され、胃粘膜を荒らしてしまいます。

【こんな症状が出たら注意】

・胃の不快感
・膨満感
・ゲップが出る
・胃が重たい

自律神経からくる胃腸の乱れを「神経性胃炎」といいます。
胃の痛みで病院へ行き内視鏡検査を受けても異変が見られないこともあります。
ですので、次に胃に不快感があっても『大丈夫だろう』という気持ちから検査に行かず、気付いたら胃炎から胃潰瘍、胃がんになる可能性もあります。
たかが胃の痛みと甘く見ているととんでもないことになる可能性もあるので、早めの対策をしましょう。

猫背と逆流性食道炎

【逆流性食道炎とは】
逆流性食道炎とは、胃酸が上がってくることで食道がただれ、胃もたれやむかむかして食欲がなくなり食べ物が食べられなくなったり、吐き気や嘔吐を繰り返してしまうこと。

【猫背になると逆流性食道炎になる理由】
猫背になり背中が丸まると、当然お腹側は圧迫されます。
慢性的な猫背になると、お腹の圧迫(腹圧)も慢性的になります。
常に腹圧がかかった状態でいると、胃から胃酸が逆流してしまいます。

まとめ

姿勢が悪いと身体に様々な悪影響が出ます。
胃腸の調子の悪さも姿勢の悪さから来ている可能性もあります。
慢性的な胃の痛みが姿勢矯正したら治ったという話もあります。
一度自分の姿勢を見直して、もし猫背になっていたら姿勢矯正を行ってみてはいかがでしょうか。