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姿勢を悪くしないコツ!正しい椅子の座り方

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姿勢を悪くしないコツ!正しい椅子の座り方

椅子に長時間座り続ける事で徐々に姿勢が歪んでいくのは誰もが知っていることです。同じ姿勢を続けていくと特定の筋肉が拘縮し、それ以外の筋肉は弛緩状態となり、結果として出てくるのが「腰痛」「肩こり」といった不定愁訴です。「座る」という行為から起こった腰痛や肩こりは慢性化しやすく症状も悪化、範囲が広がっていくことが多いです。

こういった不定愁訴の殆どは「長時間座り続ける」という環境が変化しない為に起こります。そして学生や社会人の場合は「座り続ける環境」を変えることは非常に困難です。そこで今回は「座り続けるしか無い」状況にある人達の為に「姿勢を悪くしない椅子の座り方」について紹介します。

最も悪い座り方はお尻と背中で支える「反り」姿勢

まずはじめに「絶対に避けるべき座り方」について説明をします。これは男性社会人、特にIT系の仕事についている人に多い座り方です。背もたれにもたれかかるようにして椅子に座る姿勢が当てはまります。お尻は坐骨ではなく臀部全体で椅子の座面に接地し、目一杯倒れている背もたれに背中を押し付ける形で座ります。これはもう「座る」というより「椅子に寝る」と定義した方が良いかもしれません。既に「座る」姿勢を超えています。

この様な姿勢は腰を常に反る形になっている上に上半身の重みを椅子の背もたれに全て任せている状態となるので非常に危険です。意図的に腰痛を作っているようなものです。この姿勢を日常的に取っている人は少しずつで構いませんので修正していきましょう。体を起こす角度を高くするだけでもOKです。

姿勢を悪くしない座り方は「立ち姿勢」に近づくこと

本題の「姿勢を悪くしない座り方」ですが、結論から言うと「立ち姿勢に近づける」という事になります。そもそも「座る」という行為は人間には負担にしかなりません。人間は本来立って行動する設計となっている生き物なのです。ですので「座る」事を「立つ」事に近づける事で体にかかる負担は最小限に抑えられていきます。

股関節の角度を少しでも浅くする

座る動作で姿勢と健康に大きな影響を与えるポイントは「股関節の屈曲角度」です。椅子に座る場合、多くは「90度」前後の股関節屈曲角度が生まれますがこれは股関節や腰には負担です。ですので椅子のなるべく前に腰掛けるようにして「股関節が90度以下の屈曲」で済むようにしましょう。これだけでも毎日続けることで腰への負担が激減します。

足を使って体重を支えるポイントを増やす

姿勢を悪くしている人の多くは「足が椅子の足に絡ましている」状態です。その為、重力と体重を支えることを椅子の座面に一任しているので臀部全体をどっしりつけているケースが多いのです。

そこで床に両足をしっかりとつける事で体重と重力を引き受ける抗重力部を増やしましょう。そうすることで臀部全体を使って支える事が逆に違和感の感じる姿勢になります。そこで取るべき椅子の座り方とは

・両足をしっかりと床につける
・椅子の座面には坐骨結節を支点として接地する

この2点を意識してみると良いでしょう。

小休止でリセットすることも大切

以上、姿勢を悪くしない座り方について紹介してきましたが、座るという行為自体が体には負担であることに変わりはありません。ですのでどう頑張っても疲労は蓄積していきます。ですので、姿勢を悪くしない座り方をしていればOKという考えになるのではなく「被害を最小限に抑えられている」という考えに立って、適度な小休止を入れましょう。

その時に椅子に座るのとは正反対の方向性の運動をしてあげると身体は喜びます。姿勢を悪くしない為には座り方と小休止、どちらも活用していくのがベストです。どちらか1つを頑張る人が多いですが、それなら両方を少しずつ同時に取り組む。その方が効果は圧倒的に高いです。