首が前に出る姿勢!それは重心位置がズレて起こる

約 1 分
首が前に出る姿勢!それは重心位置がズレて起こる

首が前に出る。肩はそこまで前に出ていないのに首だけが前に出ているように見える姿勢。それは余り綺麗に見えるものではありません。この姿勢に悩む人は「俯き加減」というよりも「顎が突き出される」様な見え方をするケースが多いです。真正面から向き合った時には余り気付きませんが、横から見た時にはそれなりに目立ちます。「首が長く見える」「何だか自信がない様な立ち姿」と男性よりも女性にとっては重要な「美容問題」となります。

そこで今回は「首が前に出る姿勢」についての仕組みとその解決法を紹介します。

首だけが前に出てる訳ではない

当然ですが、首だけが前に出てくることはありません。必ず首周辺の色々な筋肉や関節にも影響が出ています。むしろ首が出てきているのは「周辺の絡まった問題」の結果としてですので問題の本質は「前に出ている首」ではないのです。首を前に押し出している要因が何処にあるのか、幾つあるのか、どの程度の深刻さなのかが重要なポイントとなります。

首が前に出ている場合は特に首の後方から肩にかけての問題を洗い出しましょう。

頭部の重心位置が前方にズレている

重たい頭部がズレると一気に首から肩にかけての負担が激増します。特に首後方に付着している伸展筋です。主な伸展筋は僧帽筋や肩甲挙筋となりますが、その深部には脊柱起立筋や板状筋等もあります。頭部後方直下には後頭下筋群があります。これらの筋肉が前に落ちようとしている頭部を支える為に収縮し続ける事から首の後方から肩の後方にかけて非常に重だるい症状が出やすいのです。これは女性が悩む肩こりの主要なプロセスの1つです。

デスクワーク中心の人に多い

どうして頭部の重心が前にズレるのか。それは多くの場合は労働環境に原因があります。特にパソコン作業などが顕著です。何時間も続けてキーボードを打ち続けたり、モニターと向かい合っている人が多いですが、その時の姿勢は殆どが頭部重心は前です。その頭部を必死に後方の伸筋群が支えている構造が一般的なオフィスワークです。だからサラリーマンの多くは肩こりや首の重だるさを抱えています。首が前に出るという現象はオフィスワークと余りに密接過ぎるのです。

学生の場合はスマホやタブレットが原因

最近は学生や子供に「首が前に出る」姿勢が増えています。デスクワークでもないのに何故?となりますが、多くの場合は「スマホ・タブレット」といったIT端末が原因です。「ながらスマホ」等を見ると一目瞭然なのですが、誰もが頭を下げて俯き加減で画面を眺めています。まだ若さもあるので首までは前に出ていない人の方が多いですが、既に予備軍の状態にあると言えるでしょう。最初は頭部も頸椎もまとめて筋肉が支えていますが、徐々に頭が下へ傾きそれを補正する為に顎を引き上げ、立派な首が前に出る姿勢が完成するのです。

仕事、IT生活自体がそういう姿勢になる様に設計されている状態

現代社会はどんどんIT化しています。小学校でもプログラム教育が必須となり、授業はICTという事でタブレットなどの情報端末が導入されています。この様な生活様式は「首が前に出る」事を助長するだけなのです。とはいえ理屈はそうでも、実際には生活に根付いている為に根本解決は非常にむずかしい問題です。私達にできるのは「リセットする時間」を作る事です。首が前に出やすい構造の社会になっている以上はそうならない様に「身体のリセットタイム」を1日の何処かに作ってあげるようにしましょう。

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA