肩甲骨と姿勢は深く繋がっている!肩甲骨から姿勢を整える

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肩甲骨と姿勢は深く繋がっている!肩甲骨から姿勢を整える

肩甲骨で姿勢を整える。2010年前後に肋骨で姿勢を整えると話題になりました肋骨エクセサイズはブームが去りましたが、肩甲骨エクセサイズは未だに根強くメディアにも取り上げられています。

そこで今回は「肩甲骨と姿勢」についての紹介をします。

肩甲骨はどんな骨?

まず、肩甲骨と姿勢の話を取り上げる前に「肩甲骨」の役割についての理解が必要になります。何の為に肩甲骨があるのかを理解しなくては姿勢の話に繋がっていかないからです。ですので肩甲骨についての理解をはじめに深めていきましょう。

肩甲骨は「浮遊骨格」とも呼ばれる骨で、基本的には肋骨の上に浮いています。関節を形成しているのは2カ所で「上腕肩甲関節」「肩鎖関節」となります。体幹骨格と考えられていますが、胸郭には含まれない別動隊の骨格の為に非常に不安定なのです。ただ、不安定な骨格ですがそこに多くの筋肉が上下左右から付着しており、定位置に収まっているような形となっています。

肩甲骨は筋肉の中継拠点

不安定な骨格である肩甲骨。その役割はどのようなものになるのでしょうか?それは「上半身の筋肉の中継拠点」となります。実際多くの筋肉が肩甲骨を中継点として展開しており、上半身~上肢に至る姿勢の要ともいえる役割を担っているのです。

・肩甲挙筋
・僧帽筋
・大円筋
・小円筋
・ローテーターカフ
・前鋸筋
・広背筋
・菱形筋

など、様々な筋肉が肩甲骨に付着しています。

肩甲骨が歪むとは筋バランスが崩れているという事

肩甲骨には実に多くの筋肉が付着しており、それぞれが関わりあいながら運動しています。肩甲骨が上半身~上肢の姿勢・運動の要と呼ばれる所以です。ですが、逆を言えば肩甲骨に歪みが生じた場合にはそこに関わる全ての筋肉に影響が及ぶという事なのです。上半身の筋バランスが崩れている時、ほぼ間違いなく肩甲骨に歪みが生じていると言えるでしょう。肩甲骨は筋肉のバランスによってその立ち位置を保っています。筋肉に歪みが生じればたちまち歪みが出てくるのです。ですので姿勢の歪みに関しては肩甲骨は大きなバロメーターとなるのです。

肩甲骨は筋バランスを戻せば自然と戻る

世の中には肩甲骨からアプローチする関節矯正などがありますが、肩甲骨はそれ単体ではその場所に居る事ができません。筋肉によってぶら下がるハンモックの様な骨格です(骨は基本的に自立不可)。ですので関節へのアプローチをするよりも筋肉にアプローチをした方が姿勢改善を目的とする場合は効率的です。肩甲骨に付着している筋肉の筋バランスを確認し、拘縮を起こしている部位は弛緩を促し、過剰弛緩を起こしている部位には適度な緊張を与える。それだけのアプローチでも肩甲骨の歪みは大幅に改善されます。

肩甲骨の筋バランスを取る事で肩甲骨の歪みは是正され、上半身の姿勢は整います。それでも依然として歪みが残っている場合は肩甲骨以外の部位に何か問題が残っているという事です。そこから先は「原因を追いかける」作業ですので遅かれ早かれ姿勢改善というゴールに辿り着けます。大事な事は「骨格にアプローチをする前に肩甲骨を中継する筋肉にアプローチをする」という事です。

上半身の姿勢の多くは肩甲骨絡みですので、最初に見てとれた上半身の姿勢の問題は肩甲骨の筋肉へのアプローチで50%以上は解消されます。逆の方向性で関節からのアプローチに取り組めば中々改善しません。最初は肩甲骨、それも筋肉へのアプローチから。これだけは忘れないようにしましょう。

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