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姿勢が原因の事も!悪い姿勢からくる腹痛の仕組み

約 4 分
姿勢が原因の事も!悪い姿勢からくる腹痛の仕組み

「お腹が痛い」「お腹が何だか変だな」といったお腹の不調は誰もが「胃腸がおかしい」「何か変な物でも食べたかな」と考えるはずです。ですが、何も変な物を食べた覚えがない。特に思い当たる節がない。病院に行っても特に問題はないと言われた。そんな原因不明な腹痛も多いです。実はその腹痛、胃腸では無く「姿勢」に問題があるのかもしれません。姿勢からくる腹痛は現代社会では徐々に増えてきているのです。

そこで今回は「姿勢が原因の腹痛」についての紹介をします。

姿勢が悪いと胃腸は調子を狂わされる

姿勢と胃腸の問題を結びつけるのは身体の事を知らない人には中々難題です。「姿勢と胃腸がどう結びつくの?」と誰もが疑問に感じます。ですが姿勢と胃腸はとても密接な関係にあるのです。姿勢が崩れる程に胃腸はどんどん疲弊していきます。何もすぐに症状が出てくるわけでは無いのです。不定愁訴という形で徐々に負担が蓄積していく事が多いのです。

側弯よりも前屈の姿勢の歪みが胃腸には負担が大きい

姿勢の歪みと言えば側方への歪みである「側弯」と前後方向への歪みである「S字変位」が代表的です。腹部の臓器はどちらの姿勢の歪みであっても不調になる可能性はあるのですが、どちらかといえば「S字カーブの変位」の方が不調を抱え込みやすくなります。これは単純に圧迫される領域が側弯に比べて広いからです。S字カーブの変位の場合は腰椎の過剰前弯なら腹部は前方へと突っ張り、逆の後弯亢進の場合は胸郭という重量物が丸ごと腹部臓器に上から圧し掛かってきます。これはどちらも胃腸にとっては大きなストレスです。

前弯よりも後弯の方が腹部臓器には負担が大きい

脊椎のS字カーブ変位が腹部内臓に負担が大きい事は前項で説明した通りです。今度はS字カーブ変位の中でも腰椎の過剰前弯と後弯亢進の場合のどちらが胃腸にはストレスかを説明します。結論から言いますと「腰椎の後弯亢進」の方がストレスは大きくなります。これは胸郭という大きな物質が重力と共に胃腸に圧し掛かってくるのが主な理由です。過剰前弯の場合は胃腸が前方へズレていくだけで大きな圧は掛かりません。活動は停滞しますがストレスはそこまで大きくないのです。

圧迫され続ける腹部臓器は疲弊していく

腰椎の後弯亢進で胸郭による圧を受け続ける腹部臓器(主に胃腸)はそのストレスによって機能障害を起こします。常に物理的な圧力が掛かる為に内臓は常に緊張し休まる事ができません。精神的なストレスによって胃腸系が悲鳴をあげる事は多いですが、物理的なストレスによっても悲鳴をあげるのです。

・食欲不振
・胃もたれ
・胃酸過多による胃の不快感
・逆流性食道炎
・消化・吸収不良による下痢

他にも様々な影響が出てきますが比較的早い段階で出てくるのが上記の症状です。デスクワーク中心の生活をしている場合は常に胃腸を圧迫する姿勢をとっている人が多いので「食べていないのに胃が辛い・重たい」といった症状を感じる事が多いです。

姿勢が立位中心であって初めて普通といえる

今の社会は「座る」事の方が多い時代です。ですが、人間の身体は「立つ姿勢」が基本となっている設計です。この本来の基本設計とかけ離れた生活をしている為に様々な不定愁訴が起こるようになっているのです。科学が発展すればどんどん便利になりますが、私達の身体はどんどん「ゆがんだ姿勢」を取る日常となってきています。生活は便利になった一方で健康はどんどん圧迫される。こんな不自然な状態に今の世の中はあるのです。

時代はどんどん前に進んでいきますが、そんな中で自分の健康をどう守っていくのか。姿勢を通して一度自分の生活を見直してみるのも良いかもしれません。