
サラリーマンの多くが抱える問題。それは女性は「肩こり」で男性は「腰痛」です。多くの方が慢性化した腰痛や肩こりに悩みながら今日も働いています。肩こりの場合は色々な要素が重なり合って生じているケースが多いですが、腰痛に関しては主な原因は「椅子」です。「椅子」と「長時間の着席姿勢」が重なり合う事で慢性腰痛を引き起こします。
そこで今回は「オフィスで使える腰痛を防いでくれる椅子」についての紹介をします。
今、オフィスで自分勝手に変えられる要素を知ろう
まず、オフィスにおける腰痛の要因は以下の三つです
・椅子
・長時間のデスクワーク
・休憩時間の過ごし方
「3」の休憩時間の過ごし方は今からでも何とでもなりますので省きます。休憩時間に背伸びをする、ストレッチをするなどの腰を労わる対応で十分です。問題は「1:椅子」と「2:長時間のデスクワーク」となります。これは業務上の問題で変えようがないからです。特に業務内容と業務時間は腰に悪いからと変える訳にいきません。
最後に残ったのは「1:椅子」ですが、これなら上司に話を通せば比較的通りやすいです。業務上の結果を出せるなら妨げる理由がありません。オフィスの腰痛対策としては「椅子」の刷新によって取り組むのが良いでしょう。休憩時間の過ごし方を変えるのは基本としておきます。
おススメのオフィスで使う椅子:バランスチェア
オフィスで使う腰痛対策の鉄板椅子としては「バランスチェア」が本命です。ノルウェー産のピーチ材を使ったタイプは家庭的過ぎますが、国産メーカのバランスチェアの場合は仕事場にマッチするスチールタイプの物が沢山出ています。
背もたれ付きも販売されていますのでそこは予算と話し合いながら決めると良いでしょう。業務時間は学習時間に比べて長いので背もたれはあった方が良いです。
おススメのオフィスで使う椅子:バランスボール
IT系の企業では採用が増えているオフィスで使う健康椅子がバランスボールです。弾力のあるボールの上に座る為に常に腰周辺はバランスをとる為に姿勢筋の微調整がされています。
つまり「座っていても身体は休ませない」という状況を作り出す椅子(?)です。運動不足の日本人にはとても良い商品であり、最近は「アンチバースト・タイプ」という破裂リスクを抑えたタイプのバランスボールが出ています。ですので、多少体重が心配な方でも大丈夫です。
おススメのオフィスで使う椅子:椅子用馬具マット
これは椅子ではなく馬の鞍のような座布団マットになります。乗馬の姿勢が腰に良いという事で注目を集めているマットですが、本質的にはバランスチェアと同じで「股関節の屈曲角度」が浅くなります。より立ち姿勢に近付く為に腰への負担が減るという商品です。
持ち歩きには少し不便なサイズですが、会社の椅子の座面に置けばすぐに自分専用の椅子に早変わりです。非常に汎用性に優れた商品と言えるでしょう。
良し悪しは口コミより自分の身体で判断をするように
最近は口コミサイトや商品ページに付随している「ユーザーの声」が購買参考になる事が多いです。ですが椅子に限らず健康に関する物に関しては必ず自分の身体の声を聞いて下さい。
Aさんには最適、Bさんには適用外という事が当たり前の様に起こるのが健康グッズの世界です。自分にあった椅子・座布団を探すには「とにかく試す」という実証段階が必須になります。
最初から理想の椅子・道具に出会える可能性はとても低いですので、見つけるまでは根気よく試してみましょう。